ニトリ・カインズホーム等の珪藻土製品のアスベスト混入の件について

当社で加工した製品については以下の製造ポリシーに従って製造をしております。
従いまして、アスベストの混入の可能性はありません。
平成27年に記載した情報を転記します。

アスベストについての当社見解
(平成27年12月20日)

上記資料のように第三者機関においてアスベストについてはトマト工業でも独自に調査を継続しています。

アスベストは過去日本でも問題になった建材の補強繊維です。
長期発がん性などの問題から現在日本国内においては基本的に流通していません。

◎自社調査における見解と製造ポリシー◎

  1. 日本製、国産のケイカル板についての見解
    日本製のケイカル板についてはアスベストが混入されていないことが現状継続して確認されています。
  2. 海外製、主に中国製のケイカル板についての見解 
    自社調査の中で中国製建材については高い危険性があるという見解を持っております。
    現在流通しているケイカル板(商品名珪藻土バスマット)などが該当の製品となります。

中国製のケイカル板の加工依頼を受けるケースがあります。
「中国製のケイカル板についてはセメントの混入やアスベストの混入の可能性を否定出来ない」
という観点からトマト工業では2次加工を一切お断りさせていただいております。

アスベストについては発がん性の問題、作業環境上の問題があります。
含有セメントについてはカドミウム、鉛、六価クロムなどの重金属系の組成について危険性があります。

また建材内に一定数セメント系素材、石材、鉄粉、スラグ、残留粉、不明金属、汚物、スチロールなどが混入していた経緯があります。

こういった製品を加工するということはたとえ安価であっても従業員の健康被害の問題や、お客様へ間接的であっても何かしらの被害の可能性があることが懸念されます。

たとえ利益が上がったとしてもこれらの流通を促進させることは道義上好ましくないと考えております。

そのため持ち込みについても海外製(主に中国製)については加工をお断りさせていただいております。
あらかじめご了承ください。

中国製建材において危険性が懸念されうる素材について

  • 海外向け、特に中国品については加工が一切できません。
    偽って持ち込んだ場合、損害賠償に発展する可能性もあります。
  • 中国製品については危険性判定状況報告書2015をまとめてあります。

またこちらは、5年前の当社公式ブログ記事になります。