岐阜新聞社の取材がありました。

トマト工業では、IOTの機器を使って自動でモーターの電源を落とす仕組みを開発、関市が推進する脱炭素グリーンエネルギー政策への取り組みについて取材を受けました。


開発したIOT機器は、自動機械が終了と同時に、連動する様々な機械を同時に停止させるものです。
集塵機、ブロワといった機械に後から付け足す設備は、自動運転終了時も動き続けているといった工場からの悩みを受けました。
自社で開発したのは、照度センサーを利用し、自動運転が終了すると同時に消灯するランプに注目
このランプの照度をセンサーで拾いサーボモーターで集塵機の切りボタンを押す。という単純な仕組みです。
また、工場のCNC機械が、終了タイミングと連動して付随設備を入りきりできるようになるので、無駄な消費電力を抑えることが可能となります。

IOT機器の仕組み

  1. 自動連続運転が終了すると同時に消灯するランプを照度センサーにて拾います。
  2. Raspberry Piという小型コンピュータにて、照度センサーの値を何ルクスであるか拾い、LEDにてお知らせ
  3. 消灯を感知すると、Raspberry Piにて論理演算を行い、サーボモーターを動かし、物理的にモーターの切りボタンを押す。
  4. 工場の作業者に、LINEにて終了が終わったことをお知らせする通知を送る。LINEにて機械終了お知らせスタンプを送ることで、無駄なエネルギーの削減と、生産性の向上をはかるものです。

工場では【中国から仕事を取り戻す。】をスローガンに、国内回帰への改善を加速させています。